鏡開きで餅にかびが発生して食べられない!役立つ保存方法はある?
2017/12/02
鏡開きといえば鏡餅や酒だるのフタを割って新年を祝う行事です。
今回はその2つの中で特に気を使うのが鏡餅の方で、空気に触れるとすぐカビが発生したり何かとデリケート。
そこで鏡開きの日に向けてカビの発生時期やお餅の保存方法について調べてみました。
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発生時期はかなり早い!
お正月の飾りというのは12月28日までに飾るのが常習化していて、鏡餅の場合もそれに当たります。
そして大抵は1月11日に鏡開きが行われることが多いです。(関西地方は15日か20日、京都は4日)
飾り始めてから11日までというのは、やはり期間が長いだけに餅だとすぐにカビが発生します。
なので毎年鏡開きの数日前になると、カビによる被害が寄せられています。
年末の餅つきで作った鏡餅、段々と1段目と2段目の間にカビが生えてきている。それが気になるAさんがライターでカビを焼き始めた。「燃やすしかない」「こんな所にまで根が」っていうものだから、ナウシカの冒頭にしか見えなかった。
— くろ (@sougetukyuu) January 8, 2015
カビって食べるとヤバイはずなんだけど、昔は鏡餅もカビた部分は削って捨てて、付いてなさそうな部分を食べさせられたよね。今考えると、けっこうヤバイよな。
— H2 (@H2_Ojaco) February 21, 2014
@tata_506 ちゃんと本格的な鏡餅なのだね。うちは一応形だけしとくかって感じなのでゆるゆるですw鏡餅は裏のビニール剥がすと丸餅が出てくるタイプのだからカビの心配はないのだけど、カビたお餅は鏡開きするにしても処理に困っちゃうね。カビのとこ取り除いても食べるのは身体に悪そうだ。
— 雨音 (@amane_amaoto) January 11, 2016
餅というのは1週間程経つとカビまみれになり長期保存に向いていません。
鏡餅の場合、年末年始エアコンの暖房でカビ菌を撒き散らしてる事が多いので、早くて3日目辺りから出始めることがあります。
要注意。
壁掛けエアコンの冷房(除湿)をやめて、暖房に切り替えた「その時」に大量被曝する。
エアコンの熱交換器に結露した水滴は、藻類やカビの繁茂の条件を整えている。
連続した冷房では水と一緒に外に排水されていたそれが、暖房になると空気と共に室内に出てくる。放射性物質とセットで。— cmk2wl (@cmk2wl) September 12, 2015
最近では昔のように厳格なしきたりも薄れつつあり、始めからオブジェの鏡餅を飾る家庭も増えています。
ということで、カビを一切考えたくないから観賞用にオブジェ、食用は別に分けておくのもいいと思います。
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最適な保存方法は?
最近では真空パックの鏡餅が当たり前になりましたが、なんだか味気ない、ついた餅の方がいいという人も多い。
その場合真空パックよりも当然カビの発生が早まり、保存にはかなり気を使うことになります。
そこでカビから守るお餅の最適な保存方法というのがあります。
それがこの3通り。
- 水につける
- アルコール
- とうがらし
まず1ですが、冷蔵庫内で水につけておき、毎日取り替えて空気に触れないようにします。
これなら空気から完全に遮断されるのでカビはまず発生しません。
2は焼酎などのお酒で鏡餅を浸し拭き取った後、ジップロックに入れて保管するのもいいです。
出典:http://p.twpl.jp/
アルコールの殺菌作用がカビにも有効なのでオススメです。
3はタッパーの容器にとうがらしと一緒に密閉保存するようにします。
とうがらしの成分に含まれるカプサイシンには殺菌効果があり、カビの繁殖を防いでくれます。
お正月には飾りや料理にとうがらしがよく使われています。
余っていれば利用してみるのもいいかもしれません。
せっかくのお供え物がカビまみれでは、神様に対して申し訳ない気持ちで一杯になってしまうものです。
11日はやはりカビを全く気にすること無く、味も気分も美味しく頂きたいものですよね。
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