上田育弘が商標登録を乱発するのはなぜか?年収はどれくらい?
ピコ太郎さんの曲名「PPAP」が大きな問題になってます。
タイトル曲の商標権を巡りテレビに登場することが増えてきた上田育弘氏。
流行りそうな名称を手当たり次第申請し、使用したい相手が申し出ると交渉する手法に非難轟々です。
個人の出願数では全国一ということですが、これだけ出願を乱発しているのは一体どうしてなのでしょうか。
また年収はどれくらいあるのでしょうか。
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商標登録の有名人
上田氏がこれだけ取り上げられたのは、ピコ太郎さん以前からかなりの商標を先取りしていたことによるものです。
元弁理士ということでその知識を活かし毎日出願してるようで、多い時は50個以上の日もあるそうですね。
商標出願専門会社「ベストライセンス」を立ち上げるほど熱心で、特許庁や弁理士会から有名人扱いです。
PPAPの商標権を横取りした元弁理士の上田育弘、「歌いたければ金払え」 | netgeek https://t.co/NArEbIE6QR pic.twitter.com/B3blOQQYMU
— netgeek (@netgeek_0915) January 26, 2017
この字幕に出ている"勝ってる"という言い方からして、自分の思い通りに何でも出来る自信が滲み出てます。
これだけ強気でいられるのは恐らく過去の成功体験で旨味をしめたのかもしれません。
上田氏がかつて商標出願したものに"アメトーク"があったそうですが、テレビ局も泣く泣く"ー"を付け足し回避した逸話があります。
商標権で一個人がここまで大きい組織を脅かすことが出来るんだと邪念が生まれてしまったのでしょうか。
また昨年話題になった「君の名は」や「ポケモンGO」すらベストライセンス名義で登録してあります。
ビッグネームすら躊躇なく申請している姿勢からエスカレートしているのは確か。
有名人どころかもはや商標テロリストと呼ぶべき気がします。
商標を乱発するのは何故か?
上田氏がどうしてこんなに出願してるかは直接語ってはいませんが、経済的な事情によるものだと思われます。
というのも上田氏は先程のベストライセンスの他に「ベストフレンド」という自身が講師を務める弁理士養成スクールを開講してました。
その弁理士ですが、近年志願者が減少傾向にあります。
上田氏がこの先取りビジネスで名前が出始めたのが2012年(平成24年)頃。
受講者の減少に焦りを感じその穴埋めしようとして思いついたのかもしれない。
そして弁理士は会費として毎月15000円かかるそうで、払えないくらい経営危機に陥ってたのでしょうか。
結局、平成25年4月10日に弁理士登録を抹消されてます。
会費が払えない上、出願数を乱発し著しく良識に欠けたことによる結果でしょう。
商標ゴロとして悪名が付いてしまった上田氏もまた、格差社会の犠牲者だったのかもしれません。
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年収はどれ位なのか?
これだけ出願しているからには相当美味しい思いをしていると思いたくなるものです。
しかし、実態は大阪茨木市で家賃28000円のワンルームマンションを自宅兼事務所として使用し、かなり切り詰めた生活みたいですね。
上田氏がこのビジネスを始めて5年が過ぎてることから一応成り立っているみたいです。
この商標使用料というのは相場が決まっていて、売上の3~5%だそうです。
もし今回のPPAPだと億超えなんていわれてますから、百万円以上の使用料が手に入るという計算。
しかしピコ太郎さんはエイベックス所属だし問題は専門部署でしっかり回避してるはずです。
そのためか今まで法律の知識に乏しい中小企業を狙っていたともいわれてます。
沢山の中小企業の商標を狙い撃ちしてチマチマ使用料を稼いでいたというのが現実かもしれません。
そんな繰り返しでサラリーマン以下の年収の可能性が高いですね。
現在法律の隙を突いて無料で申請出来てますが審査をパスしないと登録されないことになってます。
また、出願費用を全く支払ってないので一件も登録されません。
上田氏が弁理士であった以上、このことを知らないわけがないと思います。
一部では特許庁に対する腹いせ・嫌がらせしている噂もあり、使用料を美味く頂きつつ鬱憤を晴らす・・そんな私利私欲にまみれた思惑がありそうです。
特許庁の業務、経済活動を停滞させた上田氏の悪行は計り知れないです。
やはり出願数を絞るとか罰則を設けるべき時期に来てるといえますね。
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