防水リュックの選び方やデメリットとは?最強ならコレしかない!
2018/08/17
あぁ~暑い日が続くなぁ~。
と思いきや、突然の豪雨で体がびしょびしょになり気持ち悪い・・・。
こんな感じで予期せぬ天気が当たり前のものとなりつつあります。
暑いだけならかろうじて許せるものですが、これより辛いのが雨がドーーッと降り注いだ時です。
なぜかというと外出の際、雨次第で所持品が水浸しになることが多いからです。
場合によっては使い物にならなくなることさえあります。
そこで最近では防水リュックが注目されるようになり、かばん売り場で取り扱う機会も増えています。
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防水リュックの選び方は何を気にすればいい?
冒頭でお伝えした通り、満水のバケツをひっくり返したような大雨がいつ降ってきてもおかしくありません。
その様な事態に対し、防水リュックを選ぶ時は何を気にすればいいでしょうか?
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おしゃれさや収納性ですか?
それとも人気があるからですか?
いえ、どちらもちがいます。
何よりも肝心なのが素材なんです。
防水というからには当然のことなのですが、選ぶ際はどうしても最初に見た目や容量が入るかに目が行きがちです。
しかしそうした第一印象はグッとこらえて、どんな素材が使われているのかをチェックしてください。
素材でよく出回っているのは、ナイロン素材の上にポリウレタンコーティングが施されたもの。
最低限の防水加工のため、年数が経てばコーティングが剥がれ、普通のリュックに成り下がってしまうことが多いです。
一方高価格帯になるとアウトドアや水気の多い場所向けにゴアテックスという素材が使われることが多い。
延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)の非常に薄い膜です。1平方センチメートルあたり14億個以上の孔(あな)があり、この微細な孔構造がGORE-TEX ファブリクスに優れた防水性、防風性、透湿性を与えます。
出典:日本ゴア株式会社
防水リュックに使用されている素材はこの他にもあります。
◆アクアマックス リバレイ
耐水圧10,000 透湿5,000
◆レインマックス ダイワ
耐水圧10,000 透湿4,000
◆レインマックス ハイパー
耐水圧20,000 透湿8,000
◆エントラント 東レ
耐水圧10,000 透湿10,000
◆ゴアテックス
耐水圧20,000以上 透湿20,000以上
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耐水圧 (mm):生地に染み込もうとする水の力を抑える性能数値で高いほど高性能
透湿 (g/㎡-24h):衣服内で蒸気状態の汗が水滴にならず生地が外に出す度合いで、数値が高いほど高性能
使用頻度や目的を十分考慮したうえで、どんな素材が使われているかを最優先事項で決めていきましょう。
防水リュックの意外なデメリットは?
素材さえ気をつけていれば後は大丈夫!、といきたいところですが実は意外な落とし穴があります。
というのも、どんな素材であろうと水が侵入することを完璧に防ぐことは出来ないんです。
それはなぜかというと、
- ファスナー
- 収納物
この2つが大きく影響してくるからです。
まず1についてですが、ファスナーはガチッと締めても目につきにくい隙間ができ水が侵入していきます。
ナイロンタイプのファスナーでも、水分の付着で劣化し開け閉めが固くなり、使えなくなることが多いです。
なのでいくら高機能防水リュックを求めても、このファスナーによる問題がつきまといます。
そして2の収納物も油断できません。
防水リュックの中は防水であるが故に収納物次第で寿命が大きく変化してしまいます。
よくあるのが水筒やペットボトル。
蓋をしっかり締めていないと飲み物がこぼれボタボタになり、拭き忘れがあると傷んでしまいます。
特に隅の辺りは見落としがちで、最悪カビが発生してしまうことも。
また、スポーツをする時も要注意。
汗の染み込んだ服やタオルを防水リュックに入れたままだと、塩分が染み込んで飲み物同様に傷んでしまいます。
この場合、直ぐにリュックの中身をタオルで拭くか、別の袋に小分けしておけば問題ありません。
いずれにせよ、常に収納物に気を使わないといけないのが防水リュックの難点といえるでしょう。
防水リュックの最適な組み合わせとして外側は防水(水を通さない)、中身が撥水(水を弾く)なのが望ましいです。
特に中身は手入れも大変で傷みやすく、撥水であれば完全に弾いてくれるので、寿命も伸びやすくなります。
防水リュックを選ぶ際には、内と外の素材は何を使用しているのかもしっかり確認しておきましょう。
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最強の防水リュックはあるの?
うーん・・・いくら防水といっても完全無敵なのは無いんだな。
と、終始ショボンと気落ちしてしまったかもしれません。
でも、そこはだだっ広い世界。
最強の防水リュックはやはり存在していたんです!
どういうものかというと相当機能を追求していて、過酷な環境にも耐えうる究極のリュックとでもいうべきでしょうか。
これがその最強防水リュックになります。
どうでしたか?
リュック丸ごと水に沈めても、中身は1滴たりとも侵入してないのはただただ驚くばかりです。
実はこのリュック、クラウドファンディングを通じて商品化されていました。
超軽量・耐衝撃・完全防水。空気の力を利用した多機能バックパックCapsula
理想の防水リュックは人それぞれですが、機能面に拘るなら鬼に金棒といえます。
海やプールで背負えば浮くので、水泳の練習やカナヅチ対策にもなり、まさに一石三鳥のようなリュックですね。
まとめ
防水リュックは今やアウトドアのみならず、ノートPCやタブレットを雨から守るための普段使いとして人気が高まってます。
やはりこれだけ異常気象が頻発しては、大切な携帯機器を守るために致し方ない結果といえますね。
しかしながら素材や何を収納するか次第で、良くも悪くもなるのが防水リュックの怖いところでもあります。
防水だから大丈夫という上辺だけの見方を捨て、様々な特性をよく吟味しながら選びましょう。
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