成人式に行かない人が増加中でやがて消滅?どうしてこうなった?

   

毎年20歳を迎えるにあたり行われる成人式。

社会人として自覚を持つ意味もありますが、久しぶりの再会で楽しいひと時を過ごすイベントでもあります。

しかし最近では成人式の存在意義が薄れてきて、行かない人が増えているそうです。

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成人式に行かない人が増加中

成人式の変化といえば自治体が主催する成人式に反発し、新成人達が企画・実行していたこともありました。

しかし今はそれすらしない、行かない・行きたくない新成人が増えています。

https://twitter.com/StephanieCoppes/status/811076239255433216

https://twitter.com/exo_lay_xoxo1/status/810875022000537600

時代によってあらゆる価値観が移り変わりますが、成人式についても同じようなことが起きてますね。

集団から個人を大事にするようになったので、こういったしきたりも変化待ったなしということでしょうか。

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成人式もやがて消滅?

成人式は戦後1946年に埼玉県蕨市で行われたのが始まりで、それ以前は12~13歳で成人式が行われていたようです。

また海外では20歳で成人という国は少なく、成人式そのものが無いので万国共通のものではありません。

 

こうしてみると自治体主催の成人式のあり方は意外と歴史が浅く成人の定義も様々。

今の成人式は集団で祝うことが前提になってるので、価値観の多様化で受け入れられなくなってます。

成人はその年になれば誰でも経験するものです。

しかし成人式自体、その時代の1つの形式的なものに過ぎないので、いつ無くなってもおかしくないといえます。

日本固有の行事なだけに残念な変化ですね。

行かない人が増えたのは?

これだけ「行かない!」「行きたくない!」という声が上がり始めた成人式。

価値観の多様化で行かない人を増やしたのは次のようなものがあります。

 

●ネット社会

昭和の頃と違って連絡手段が急速に発達し成人式に行く意味が薄れています。

フェイスブックやLINEがあるし、誰かが成人式に行かないと書けばそれに同調して行かない人も増えやすいです。

これが続けばさらに行く人は減っていくでしょう。

 

●少子化

社会問題になっている少子化。

これから先も歯止めがかからないということで成人も減っていきます。

行かない人が増えたと感じてしまうのも実は少子化のせいだったりします。

 

●格差社会

格差社会が当たり前になり成人式に対しても変化が起きています。

経済的なこともそうですが、リア・非リア充格差もあったりと、比べられる気がしてますます行きたくない人が増えています。

年収や服装等、成人式では格差要素が色々出てくるので、やはり息苦しくなってしまうみたいです。

 

●ブラック企業の増加

ブラック企業が台頭するようになり、当日休ませてもらえない・・、働きすぎでもはや行く気力が失せた・・と、特別な日として感じにくくなってます。

格差問題に関連しブラック企業が成人式を無くしているといってもおかしくないですね。

まとめ

人というのはその時の環境次第でやる気や志しを強く持ちますが、時が経てばどうしても心が揺らぎやすい。

最近では芸能人をはじめ野々村元議員など見た目は大人なのに子供のような言動がとても目立ちます。

もはや半成人のようで成人式とは一体何なのかすら分からなくなってるような気がします。

 

また、行きたくないと思ってしまう新成人が増えたのも今の大人達の負の部分によるものです。

最近は10歳で祝う1/2成人式も出来たことだし、40、60歳になれば20歳だった当時を省みる意味で2倍、3倍成人式を作ってみてはどうかなと思います。

新成人に行きたいと思ってもらえるためにも、しっかりした成人であり続けたいですよね。

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