ノーベル経済学賞に日本人の候補が出ないのはなぜなんだろう?

      2016/11/01

今まで日本、あるいは日本人にとって全く縁が無かったノーベル経済学賞。

かつてはアメリカに次ぐ経済大国として成り立っていた国なのですが、ノーベル経済学賞に至っては受賞が1人もいません。

アメリカに届かなくともせめて1人か2人ぐらいは既にいてもおかしくないのですが、なぜこうも経済学賞に程遠いのでしょうか。

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取れないのはどうして?

日本が経済学賞を取れないのは研究とは別のところにあるといいます。

例えば海外で確立された文献をわかりやすく日本語に訳してるだけなんだとか。

また日本の教授の質が欧米と比べて劣るのが現実です。

教授職は安定なため、持論を適当に唱えてもそれなりの地位が約束されているので、論文や研究も引用ばかりでついつい手抜きになるそうです。

英語論文を書くことも出来ず、世界との溝が出来ているために候補にも挙がらない理由です。

日本の経済学者は肩書の為にあるといっていいようなもので、これでは取れないのも納得出来ますね。

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やっと候補者が?

取れないことが定着化し日本では見向きもされなかった経済学者ですが、最近になって日本人有力候補者?の名前が挙がっています。

それが米プリンストン大学の清滝信宏教授。

『経済ショックが生産性低下の循環を招く【清滝・ムーアモデル】の構築』を提唱した人物だそうで、日本初の経済学賞受賞が期待されています。

経済ショックだとか難しそうな内容ですが、リーマンショックで世界全体が生産低下を引き起こすメカニズムを発見したような感じなんでしょうか。

でもアメリカの大学という環境や教育の質によるところが大きく受賞したとしても複雑な気分ですね。

いずれにせよ今までの経済学賞は日本人の名前を聞くことが殆ど無かったので見逃せない年になりそうです。

経済学賞は不要?

日本人が取れる取れない以前に経済学賞は6部門の中でも一番要らない賞と言われることが多いそうです。

ノーベル経済学賞の理論をそのまま取り入れたからといって、その通りに経済が上手く動いていかないのが現実。

 

そもそも経済は生き物と言われるし、生き物だからこそ進化もあり、逆に退化し淘汰することだってあります。

ある年に受賞した理論でも数十年、あるいは数百年すれば市場経済の原理や思考そのものが変わり使えなくなってもおかしくない。

 

経済学賞というのはこの世に発見されていない理論・思考を発見したことで与えられる賞で、学術的な意味合いが強くビジネスとは別物です。

なので好・不況や恐慌といった貨幣経済に対しての研究は経済学賞よりも金融賞に変えたほうがいいかもしれないですね。

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