村上春樹の新刊タイトル イデアとメタファーってどんな意味なの?

   

作家の村上春樹さんが前作から4年ぶりに新刊タイトルを発表し、2月24日に発売されることになりました。

その名も「騎士団長殺し」という某お酒の銘柄のようにドスの利いたタイトルですね。

今作は2部に分かれていて「第1部 顕(あらわ)れるイデア編」「第2部 遷(うつ)ろうメタファー編」という難しそうな内容。

ここで目にするイデアとメタファーという言葉が普段聞き慣れないだけに気になる部分です。

一体どういう意味なのか調べてみました。

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タイトルの意味は?

イデアとメタファーというのが意味不明過ぎて、おまけに"顕れる"と"遷ろう"という表現方法もさすがノーベル賞候補のセンス。

ここでこれら4つの意味を一つずつ紹介。

1部

顕:"広く世に知らせる" (使用例-功績を世に顕す)

イデア(idea):見られたもの、知られたものの姿・形。対象を真の状態にすること。

 

2部

遷:元の場所から別の場所に移動する。

メタファー:隠喩(いんゆ)の意味で、比喩表現をすることなく用いる表現方法。
例として"彼はボルトのように速い"を"彼はボルトだ"と、「~のようだ」の部分を省略し、読み手に一層深い印象を与える表現方法です。

1部からは隠されていたものが暴かれだんだんと広まっていく感じでしょうか。

2部は例えられないものへ姿を変えていく意味合いが込められていそうですね。

 

騎士団長というからに舞台はヨーロッパなんでしょう。

ヨーロッパといえばノーベル賞との結びつきが強く最後の"殺し"という使い方からして凄く意味深です。

新作は村上春樹さんの自虐ネタ?の要素が色濃く出た作品かもしれないですね。

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今作も売れるのか?

タイトルが発表されるや否や瞬く間にラノベ臭のレッテルを貼られてしまったようです。

もはやネタ小説扱いのようですが、にも関わらず買う、或いは迷ってる人が多いですね。

今のところタイトルだけ発表という形ですが、どんどんツイートされてます。

この反応を見る限りかなり売れそうな予感ですね。

 

前作の多崎つくるは発売前で30万部用意し、総部数は過去最高の98万部という記録を打ち立ててます。

今回2部構成にしたのは発行部数の下落を恐れて?、若しくは次回作が難航しそうだから?・・・とそんな事情も考えられそうですね。

 

既に各書店では村上春樹さんの新作を記念して準備始まってます。

予約も開始されたようなので売り切れ必至とのこと。

村上小説に興味無かったラノベファンまで買う可能性もあるので24日は全国の書店が大賑わいになりそうです。

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