ドリームシート(甲子園)の座席数はいくつ?オススメな位置はある?
2017/12/01
日本で春と夏に行われるスポーツといえば高校野球を思い浮かべるでしょう。
そしてその舞台になるのがご存知の通り、球児たちの聖地ともいえる甲子園球場ですよね。
阪神タイガースの本拠地にもなっていて、全国のあらゆる野球場の中で一番有名になっている気がします。
球場の特色としてドームが無く、"アルプススタンド"、"浜風が吹きつける"という一面があり個性豊かな一面があります。
最近では『ドリームシート』という名前の座席が、2016年の春から特色の仲間入りしました。
この席、かなりの特等席ということですが、一体何席用意されているのでしょうか。
また、オススメの席はどの辺りになりそうなのでしょうか。
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ドリームシートって?
ドリームシートをそのまま直訳すると夢の席になり、他の座席とは別格扱いなのがわかります。
それもそのはずで、この席は子供達に野球に興味を持ってもらおうと球団側が考えだしたものです。
この席で選手達の姿を見ながら、プロになる夢を抱いて欲しいという願いが込められています。
ちょうどバッターボックスの一番近い場所で迫力満点ですね。
ドリームということで明るいイメージが先行しがちですが、そればかりではありません。
最近ではPL野球部の廃部、全国各地の野球部でいじめ、喫煙等の不祥事という暗いニュースが何かと多い。
これが影響してなのか、小・中学生の野球人口は今も減少傾向にあります。
もはや野球関係者の焦りから生まれた席といってもいいくらいでしょう。
ドリームシートは人気減少に歯止めをかけたい・・と、大人側の切実な想いが込められた夢の席ともいえそうですね。
座席数はいくつ?
ドリームシートは先程お伝えした通り、バッターボックスすぐ後ろのバックネット裏になります。
その全体の見取り図は以下になります。
※斜線は中継局、関西写真記者協会、ガードマン席
座席数は全部で118席用意されていて、61~80までの数字はグリーンシートエリアの座席に割り当てた番号になります。
出典:http://ticketzone.jp/koshien_all.pdf
左端の1から右端は150まであります。
その真ん中がドリームシートの範囲で、特等席なのは言うまでもないですね。
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オススメの席は?
ドリームシートといっても118席もあり、どの席がいいかなんて中々分からないものです。
そこで、どの席がドリーム中のドリームに相応しいのでしょうか。
その席になりそうなキーポイントとしてある人物の存在が挙げられます。
それがこの方、ラガーおじさん(本名:善養寺隆一)の存在。
ラガーシャツ(正式名:ラグビーシャツ)がトレードマークでかなり派手です。
8号門クラブという高校野球の私設ファンクラブに所属し、度々ドリームシートの場所を占拠してマークされていた方です。
こんなにカラフルだと選手より気になってしょうがないですよね~。
ドリームシートの目的は建前上、子供の夢のためとされてますが、本音はラガーさん強制撤去だったといいます。
こんなに厚かましいと目を付けられても仕方ないですね。
ラガーさんが座っていたお気に入りの席は前項の番号でいうと「A73」に当たります。
ここに長年座っていたため、ファンにとって脳裏に焼き付いていると思います。
試合風景が映る度、ラガーさんを反射的に見る癖がついているということで、ここがドリームシートのオススメ席といえるでしょう。
もしラガーさんの席に当たったらいい場所で観戦出来て、テレビの人気者になりそうですね。
最後に
現在、ドリームシートは近畿地区の少年軟式チームだけに招待がいくようです。
しかし、今年から地域にこだわらず野球少年の層を広げようとしています。
限られた時期に限られた少年しか座れない席だけに、一生の思い出になること間違い無しですね。
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