(ナウシカ)オームのモデルになってるのは?大きさや重量も凄い!
風の谷のナウシカに登場する巨大生物「オーム」。
あの形からかなりのインパクトを与えていますが、作品が出来るまでにモデルとなったものは何だったのでしょうか。
また一体どれぐらいの大きさなのでしょうか。
スポンサードリンク
モデルとなったのは?
オームというまるで巨大イモムシですが、漢字で書くと"王蟲"と書くそうです。
虫や王の字からしてダンゴムシや水生生物のダイオウグソクムシがモデルになったのかな?と思うでしょう。
でもそれは全く違っていて実はオーストラリアの観光名所になっている「カタジュタ」からあの形が生まれたようです。
奥の連なる岩山に目をつけたら確かにオームの集団に見えてきますよね。
宮﨑駿監督はオーストラリアが大好きだそうで、自身の思い入れからあのナウシカが生まれたようです。
ナウシカ以外にラピュタの街や魔女の宅急便でキキが働いていたパン屋のモデルがあったりと、ジブリアニメはとにかくオーストラリアが登場してます。
この岩山の間は「風の谷」と呼ばれたりするところもあるそうで、オームのモデルとなったのは間違いないですね。
スポンサードリンク
オームはデカイ!
アニメではナウシカとオームが対峙するシーンが見られますが、オームってかなり大きいですよね。
まるでナウシカが小人のように思えてしまうほどその威圧感は凄まじいです。
このオームですが、一体どれくらいの大きさなのかを比較した全体図が公開されています。
それがこちらで、こんなに大きかったの?と驚くかもしれませんね。
左端に見える2番目に大きいのはシロナガスクジラで、 体長約25m、体重推定80tだといわれています。
そしてオームはというと設定上、体長90メートル、質量4万トンあるようです。
象と蟻なんて例えることも多いですが、正にそれに近いですね。
アニメでは集団で動いているのを見かけますが、地響きがドドド!っと不気味な音を立てているのが印象的でした。
4万トンが動く音が聞ける貴重なアニメかもしれません。
また全面には赤い眼が14個備わっていて、普段おとなしいときは青く、怒ると真っ赤になり攻撃モードになります。
宮崎アニメは「生きる命の大切さ」を訴えた作品だし、オームが感情を持っているのも監督のこだわりが垣間見えますね
本編ではナウシカとオームが心を分かち合いながら会話するシーンが感動してしまいます。
見た目はとっても恐怖ですが内面はとても繊細なオーム。
まるで人間味のある存在感に今も多くのファンが魅了されるのも頷けますね。
スポンサードリンク