こたつの中は臭いやほこりで危険だらけ!何かいい対策はあるの?
2017/11/11
凍てつく寒い時期、こたつがあると真っ先に突入したくなるもの。
足を突っ込めばあっという間に心も体もぽっかぽか~ということで、冬には欠かせません。
一度くつろいでしまうと、何時間でもそこから抜け出せなくなるほどこたつの威力は絶大です。
そして、テーブル上ではカップル同士ドキドキムードになったり、多人数でいつも以上にワイワイはしゃいだり出来るのもこたつならではといえます。
一方でテーブルの下、つまりこたつぶとんの中はというと、実は危険なことが色々起こっていたりします。
そんなこたつぶとんの中を巡る危険な事柄について紹介。
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こたつは危険がいっぱい!
これからこたつの中に潜む5つの危険を順番に取り上げます。
それがこちらになります。
- 臭い
- 雑菌
- 猫
- やけど
- 火事
いづれもこたつと関係しているものばかりで、油断していると大変です。
どのように危険なのか、またその時にどう対処すればよいのか危険度順に見ていきましょう。
危険度★ - 臭い
最初は危険度が軽い臭いについてです。
こたつをめくった途端、プ~ンと異様な臭いがしたことは恐らく誰しも経験があるかと思います。
これは当然ながら、こたつの中で足が温められることにより嫌な臭いが放たれていることによるもの。
この臭さというのは、足からペプタン酸という化学物質が分泌されていて、銀杏とほぼ同じ成分だといわれています。
これはこたつの中で銀杏を熟成させているようなもので、強烈な臭いがこたつぶとんにも染み付いてしまいます。
ここで消臭剤を吹き付けて解消といきたいところですが、持続性は長くなくあまり効果がありません。
ではどうすればよいのかというと、みかんの皮を使います。
食べ終えたみかんの皮をメッシュ状の袋に入れ、ふとんの中にいれることで脱臭してくれます。
こたつにみかんはつきものですが、有効に再利用出来るということで試してみる価値は大いにありますね。
危険度★★ - 雑菌
こたつの中は程よく心地よい温度に保たれています。
これは雑菌についても同じで、快適に過ごせる環境なため繁殖しやすいです。
また、これが原因で水虫になることもあります。
それに一度こびりついた雑菌というのは、こたつぶとんを洗濯や天日干ししても完全除去しきれません。
対策として毎年買い替えていくのが最善の方法といえるでしょう。
ということで、こたつぶとんはそこまで高級なものにこだわる必要はないといえます。
危険度★★★ - 猫
こちらもこたつとは切っても切れない猫。
猫はこたつの中に入りゴロ寝するのが好きな動物です。
ご存知の通り猫というのは、ダニやノミが毛の中で這っているのでこたつぶとんに飛びつきます。
最近は死亡者を出したマダニが猫に引っ付いていることも多く、もしこたつの中で噛まれようものならとても危険です。
そこで天日干しや布団たたきで追い払いたいところですが、あまり意味がありません。
一般的にダニは50度、ノミは60度で死滅するといわれているので、布団乾燥機やスチームアイロンを使って退治してください。
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危険度★★★★ - やけど
こたつによる危険の大部分はヒーターによるところが大きい。
使用中は常にヒーターから赤外線が出ていて、足やこたつの中全体を温めてくれます。
しかし、長時間当たり続けると低温やけどになってしまいます。
ストーブでもそうですが、暖を取っていると皮膚が赤くなり発疹状のようなものを目にしたことがあるかもしれません。
症状が進行すると痛みを感じ始め、やがては水疱となり体液が出てくるようになります。
このように皮膚を危険に晒さないためにも、足は赤外線が直に当たらないよう、ズボンと靴下を履いて予防しておきたい。
ただし、ジャージは要注意です。
裾の部分にファスナー付きのものがあり、赤外線によって金具が熱せられれば、かなり高温となり皮膚に触れようものならやけどしていまいます。
こたつにジャージは相性が悪いということで、ファスナー金具の無いズボンで過ごしましょう。
危険度★★★★★ - 火事
最後はこれまでの4つの危険を遥かに上回る火事についてです。
こたつの中で火事になればあっという間に全てを失ってしまうため、一番重要視したい危険ポイントといえます。
その火事の前兆を知らせてくれるのが、焦げたような臭いがする時です。
これはこたつヒーターに埃が積もってしまい、熱せられたことで焦げた臭いが発生します。
こたつに入っていて、あれっ!?なんか変な臭いがする・・・
そういった異変に気づいた時はこたつを疑ったほうがいいです。
その場合、以下の動画を参考に掃除してみて下さい。
※通電部分になりますので、自信がなければ最寄りの電気屋さんに相談してみましょう。
まとめ
今回はこたつの中の危険を取り上げてみましたが、普段疎かになっていて気づかない事もあったのではないでしょうか。
冬はただでさえ寒く動きたくないものですが、放置すればするほどぽかぽか気分も芯まで冷えて台無しになってしまいます。
危険が一気に降りかかる前に、こたつの中のケア対策をこまめにして厳しい季節を気持ちよく過ごしましょう。
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