ショートスキーの楽しみ方とは？どんなメリットや技があるの？
突然ですが、スキー板の長さがギュッと短くなった"ショートスキー"というのをご存知ですか？
これは通常のスキーがカジュアル化し、初心者でも十分楽しめるようにアレンジされました。
スノーボードよりも簡単とあって、ショートスキーから始める人も多い。
そのため、スキー場ではショートスキーを楽しむ人がスノーボードに負けじと、あちこちで見られるようになりました。
ショートスキー人口がここまで増えると、「短いと何が楽しいの？」「普通のスキーでもそんなに変わらないのでは？」
という疑問が少なからず生じるのではないでしょうか。
そこで、ショートスキーならではの利点や楽しみ方はどこにあるのか？
また、格好よく滑るためにはどうしたらいいのか？
等々をまとめてみました。
先ずはショートスキーのおおまかな概要からです。
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ショートスキーはスマート！
ショートスキーは別名、ファンスキーと呼ばれたりします。
これはその名の通り、上手さより楽しむ（Fun）ことが何より大切という思いが込められています。
そして、大勢で楽しむ愛好家が集いファンスキー協会という団体が発足。
協会の発表によると、ショートスキーは板の長さが130cm以下でなければならないと定めています。
なぜこの長さなのかは明かされていませんが、幅広い層で楽しんでもらうのにバランスの良い数字だったからでしょう。
そんなショートスキーが万人向けだとわかるものとして次のような特徴があります。
- 簡単
- ストックが要らない
- ターンしやすい
- 軽い
- 子供でも遊べる
- 荷物が少なく済む
- 安い (10000円～)
このリストからわかるように、遊ぶ上で全て大切な要素を含んでいます。
これだけあれば初心者からでも始められるのは当然で、スキー人口減少に悩む業界にとっても淡い期待となっています。
それに各スキー場ではシニア料金も用意されているので、これからの利用拡大が見込まれるところ。
あと、心理的な面からいえば板が長いと準備に煩わしさを感じたり、大きく身構えてしまうこともあるでしょう。
その点、ショートスキーはコンパクトなため、スマホのような気軽さ・手軽さが感じられます。
従来のスキー人口はバブル期にピークを達し、それ以降は消滅に向かって急降下で滑っている最中。
ズッシリとゴツい携帯電話がスマホに変わったように、ショートスキーに完全に取って代わる日は近いかもしれません。
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ショートスキーの楽しみ方は？
ここからはショートスキーならではの楽しみ方を紹介していきます。
今までのスキーよりぐっと裾野が広がることばかりなので、大いに盛り上がることでしょう。
❄親子滑り
親子間でスキンシップといえばキャッチボールやサッカーシュートですが、冬ともなれば減ってしまいがち。
そんな時期にはショートスキーが大いに役立ってくれます。
小回りが利くため、親が後ろ向きになりながら写真を撮ったり、子供が滑ってくるのを見守ることが出来ます。
また、ショートスキーは板が短くストック要らずなので、子供に当ててしまう危険性も減り親子で遊ぶのに適しているといえます。
子供の腕が上達すると同時に、愛情が深まることにもなり、冬のイベントはショートスキーで決まりです！
❄おひとりさま
バブルの頃はスキーがブームになり、ゲレンデは大勢の気の合う仲間同士で大賑わいでした。
しかし、時代は変わりおひとりさまの割合が増えたこともあって、スキーの話題すら聞かれません。
あの頃のようにもう一度スキーで弾けてみたい！
でも今は一人だしスキー板担いで行くのもなんだかなぁ・・・
そんな思いに駆られた時でもショートスキーなら大丈夫。
板が短いため外出時でも以前より目立ちにくく、周りを気にする必要がありません。
それにショートスキーはバイクで持っていけるので、おひとりさま向けにもピッタリといえます。
スキー場では意外にもおひとりさまショートスキーヤーがいるので、気の合う者同士交流が広がり易いはずですよ。
❄痛板（いたいた）
車からゆるキャラまでありとあらゆるものが痛化しつつあります。
当然ながらスノーボードのみならず、ショートスキーまでもがそんな痛化の雪崩に巻き込まれてしまいました。
出典：http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/
このイメージようにショートスキーを痛化すれば自分だけのオリジナル板を所有したり、
加工費用を通常のスキーよりも若干ながら安く済ませることができます。
※こういったところで綺麗に痛板化してくれます。
もちろん、先程のおひとりさまとも相性が良く見知らぬ痛板持ちに出会えば、楽しさは一気に加速するでしょう。
❄手ぶらで滑る
スキーにつきもののストックですが、持つことがダサいという風潮があるようです。
しかしショートスキーならストック要らずで、スノボに近いような格好の良い滑りが出来たりします。
そう、おひとりさま・グループ問わずこんな感じで自由な滑り方を存分に楽しめますよ。
❄テクニック
ショートスキーには独特のテクニックが存在します。
そんなおもしろい、ユニークな技を集めた動画がコチラ。
やはり板が短かければ、くるくる回ったり転がってみたりと自由度の高い動きが可能になります。
現段階で全く滑れなくても2,3日の間に指導員から教われば、この位までは滑れるようになるとのこと。
スキー・スノボで諦めかけてた人でも、ショートスキーなら楽しめる要素が満載といえます。
最近の楽しみ方の変化として、インスタグラムに投稿するのが当たり前になっています。
どうしてもスノーボードに押され気味なので、SNSとの相乗効果によってこれからの人気巻き返しを頑張って欲しいものですね。
まとめ
ショートスキーの楽しさについてまとめてみましたが、ショートスキーならではの使い方、長所が意外とあるものですね。
一部では単に見た目から、忍者が履く"かんじき"に似ていてダサいというのがたまに聞かれます。
しかし、紹介したショートスキーの楽しみ方を一通り知れば、そんなのは全く気にもならないはず。
人生は楽しんだもの勝ちですし、退屈になりがちな冬にマイイベントとして取り入れてみては如何でしょうか？
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