ポテチが品薄になってるけどいつまで続く?他の商品は何故ある?
スナック菓子の定番となっているポテトチップス。
ポテチの愛称として知られ、みんなが集まる場面でこれが無いと盛り上がらない程、欠かせないお菓子です。
この度、じゃがいも不足でカルビーが急遽発売中止を発表したことは、ポテチフリークにとって大変ショッキングな出来事といえます。
ポテチ難民が続出している今、この状況は早く過ぎ去ってほしいもの。
ということで、この品薄状態は一体いつまで続くのでしょうか。
また、ポテチが品薄にも関わらず、じゃがいもを原料とした他のスナック菓子は平然と売られてたりします。
それが何故なのかについても調べてみました。
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品薄状態はいつまで続く?
ポテチが今月に入り突如販売中止になったのは、純国産のじゃがいもを使用していたことにあります。
その原産地として知られる北海道は、昨年8月中旬の連続台風によって畑が全滅してしまいました。
出典:http://taka1223.whdnews.com/
ポテチの他に湖池屋も国産にこだわっていて、どちらも姿を消すのは時間の問題です。
この品不足のせいでオークションでは、一袋500円だとか1万5000円というありえない価格で転売する輩が出始めてます。
こうしたやり方は人の弱みに漬け込む手法といえますが、食物である以上再び出回るので飛びつくのは時期尚早だといえます。
じゃがいもについてですが、収穫時期は本格的な夏と冬が訪れる前の2回。
昨年の台風によって下半期分が全滅したということになります。
カルビーは再発売時期を未定としてますが、今年2月頃に定植したじゃがいもということで夏前後になる可能性が高いです。
また、ポテチに使われるじゃがいもは特別改良したもので、代用品も難しく時期が早まることも無さそうです。
ポテチ以外出回ってるのは?
じゃがいもを使用したお菓子は多くの種類が出回っています。
ポテチは純北海道産でしたが、他の商品は外国産のじゃがいもを使用していることに尽きます。
それでは代表的なポテトスナックの産地を見てみましょう。
●じゃがりこ - アメリカ産
●おっとっと / ポテロング - アメリカ・ヨーロッパ産
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●チップスター - アメリカ・アイダホ産
●プリングルス - マレーシア産
●マックポテト - アメリカ西海岸(ワシントン州 / オレゴン州)
外国産のじゃがいもの輸入は、病害虫による被害拡大の恐れから規制されています。
しかし、現地で収穫し粉末上にしたものは規制対象外になります。
私達がいつでも買えるのは、こうした広大な土地で大量生産・加工出来る体制が整っているからだといえますね。
まとめ
国産へのこだわりが招いた今回の騒動。
こだわるのは勿論いいことですが、負の側面としてそれが頓挫すると修正が効かなくなってしまいます。
カルビーにとって北海道の被害というのは、想定外の出来事だったに違いありません。
現在、じゃがいもの大量生産に向けて水耕栽培する試みも行われていますから、自社工場を建てて栽培するのも1つの手でしょう。
畑・工場と平行に切り替えながら、いつでも食べられるポテチであってほしいものですよね。
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