2017年賀はがきのノルマはどれ位?自爆営業がまるでお布施だ!
2016/11/01
今年も11月1日から売り出される年賀はがき。
2003年をピークに下がる一方の発行枚数で、ハガキや正月といった文化が廃れてきているのがわかります。
このように年賀はがきが段々売れなくなっていて、御存知の通り自爆営業なんていうブラックノルマが主な業務になってしまい、年賀はがきの存在意義が問われています。
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無駄になっている額と枚数
毎年毎年、年賀はがきが販売されることになるわけですが、あまりにも売れないのか、最近の郵便局はまるで宗教じみたスローガンで買え買え!と迷走気味でかなりヤバイくないですか?
年賀状力って何なのさ・・・?
DMの発送でお世話になっている郵便局の担当さんが、年末に必死に年賀状を売り込んでくる悲哀を詩にしましたw
自分で買うから、
評価される。
「営業力」みたいな
「自爆営業」ってある。 pic.twitter.com/HQAxgTnntZ— 非エリート同盟 (@Masafumi_N) January 3, 2015
参考までに見ていくと2016年用の発行枚数は32億枚ということで、日本の人口でいくと1人辺り26枚のはがきが割り当てられる計算です。
今の時代はがきを26枚出す層なんて少数派だし、年々発行枚数落ちてますがそれでもまだまだ供給過剰気味なのがわかりますね。
01/09 05:50 日本テレビ ズームインサタデー
年賀はがき1億枚減
日本郵便は2016年用の年賀はがきの総発行枚数が約32億167万枚だったと発表。2015.. https://t.co/tAIEP5txvW— JCCテレビすべて(社会、暮らし) (@JCC_TAB) January 8, 2016
この32億枚のうち一割の3億2千万枚が売れ残ったようで、如何に資源の無駄遣いしているのかがわかります。
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そして昨年末の営業に課せられたノルマは1人一万枚で、ショップに持ち込んだりして消化しているみたいですが、実は働くことで得る賃金の半分以上を郵便局に捧げているという悲しい現実があります。
一枚52円のはがきを一万枚自爆買い取りすると52万円出費。
最近の金券ショップは40~42円で買い取る所が多く、全て売り捌けば40万円になり結局12万円の損失を被ることになってます。
これでは先程の”年賀状力”が消費者よりも販売員に向けられているようで、まるでお布施しろ!と半宗教化しているのはあながち嘘では無いかもしれません。
今年2017年度用のはがきは28億枚発行される予定で昨年よりも4億枚減ることになります。
年賀はがきの発行枚数、今回は28億枚とのこと。いい加減日本郵便も、アルバイトに営業をお願い(自爆)をやめたほうがいいと思う。
— 寅夫 (@yandkey) September 9, 2016
これまでのセオリー通りに行くと、今年も2億8千万枚売れ残ることになり、残り25億枚が売上になる計算。
株式上場したこともあり前年よりも売上が下がってしまうと困るわけで、今年もほぼ同額をキープすることに必死になってくるはずです。
そんなわけで今年の販売枚数はノルマが上がって1万4~5千枚になる可能性が十分あります。
もし今年の年賀はがきの販売営業で働く機会があるなら、自爆による損失額が膨らむことは覚悟しておいたほうがいいですね。
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