スノースクートは難しい!?初心者も上達する乗り方のコツとは?
「雪の上を滑っている見慣れないあの乗り物は一体!?」
と、スキー場でその姿を初めて見た瞬間、こう思ったことがあるかもしれません。
実はこれ、「スノースクート」という名前の乗り物で、どこか近未来からやってきたような気さえしてしまいます。
見た目通りスキーとスノーボードを組み合わせたようなもので、ハンドルがスキーのストック代わりとなって、初心者でも操作しやすいようになっています。
そのためか最近では遊技人口も伸びつつあり、スキー場でちらほら見かける機会が増えてきました。
直感的には簡単に乗りこなせそうなものですが、実は意外に難しいという意見が多く聞かれます。
そんな実情から、スノースクートが難しいとされているところや上手く滑るためのコツ、
それでも苦手だと感じている人向けに入門用の乗り物、これらについて取り上げてみます。
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難しいのはどのあたり?
スノースクートは雪の上をタイヤ無しの自転車で進んで行くような乗り物。
出典:http://www.snowscoot.co.jp/
それは雪上を走るBMX(バイシクルモトクロス)のように、見た目以上の魅力が隠れています。
そのスノースクートによる華麗なる滑りがコチラの大会動画。
実にアクロバティック且つ、ダイナミックな滑りで白い大地を駆け抜けていきます。
つい最後まで見とれてしまったと思いますが、スノースクートの魅力が目一杯に感じられたはず。
こうした全体的なイメージを掴んだところでどこが難しいとされているのか、意見をこれから一部紹介していきます。
スノースクートというやつで、自転車の立ち乗りみたいに乗るんだけど板の制御が難しいしデカ過ぎて子供サイズの私には扱いきれなかった……
— うさだ みみこ (@usamimi_746) February 14, 2017
10年ちょっと前にスノースクートしましたが、難しいぉ?
全然エッジが立てれなく減速が上手く出来ず…
中々卍切って減速できず中の上級コーススキーの3~5倍かかって下りてきました。vv
スキーじゃ一番上からばっかりですがリフト乗り継ぎでリフト上動けず寒い罠— tAKaHirO.hossy (@hossy02tAKaHirO) January 29, 2017
あとはシェイプ。一番重要なのはシェイプ。今のスノースクートで本当のカービングターンってきついと思う。 #snowscoot
— イノウエタクロ (@happydayz_taq) November 22, 2009
スノースクートこわいとこ→重くてリフトから人もろとも落ちた(!)・ターンがスノボより難しい(個人差?)・足固定しないから転んだときに本体にぶつかることがある
— キイナ(ミヤ) (@k_666) January 9, 2016
それにしても、スキーからスノースクートに乗り換えて一瞬ビビったのは、エッジのパワーがぜんぜん違うこと。スキーの感覚で曲げようとしたら最初のターンでいきなりすっ飛びそうになった。
リア板をGボードに換えてもこれだからなあ…やっぱ最低でもウェイラーでないとスピードは楽しめないな…。— 雪マニ!19XX@5/29乗鞍BC (@farwisteria) March 25, 2014
ざっと抜粋してみましたが、これらの感想で特に目立っていたのがターンという一句。
初心者にとっては板が重い、スキー・スノボ経験者にとっては今までと感覚が違うのがどうやら難しいようです。
それは実際の滑っている様子からもわかります。
スノースクートの滑り方 [検索]
今年も、たくさん失敗できるように。 pic.twitter.com/qyGYg3YmV7
— しょーへい (@sho__hey_hey) February 13, 2015
どんな乗り物を練習する時でも最初の関門がカーブであるように、スノースクートでも同じことが当てはまりそうです。
このことからスノースクートは只のスキー・スノボの延長上にあるのではなく、全く新しいタイプの乗り物といえるでしょう。
ウインタースポーツ経験の有無関係無しに、スタートラインは皆同じということになりますね。
それでは誰しも最初は初心者という地点に立ち、これから上手くなるには何に気をつけていけばいいのでしょうか。
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上達する第一歩は?
スノースクートで難しいのはターンということがわかりました。
その上で上手くなるコツとして特に意識していくのが、ターン途中は体の体重をイン側(山の斜面)に向けるということになります。
スラロームについても同じで、体重を交互に振る毎にイン寄せすればよいです。
こちらはそのターン時のフォームを詳しく解説した初心者向けの動画(4:45~)。
初めて滑る際は大きい円を描きながら練習していくといいです。
ハンドルが自転車の形と同じなこともあり、普段から乗り慣れていればターン出来るまでそんなに時間はかからないでしょう。
しかしこの動画を見た後でもやっぱり難しそう、或いはもっとお気軽に試せる方法は無いのかな?と、まだ迷うかもしれません。
そこでスノースクートの入門用ともいうべき、そんな乗り物があるので紹介していきます。
スノースクートのお試しとして
スノースクートをやりたいけどいまいち踏ん切りがつかない・・・そんな時に気軽に試せる乗り物があります。
それが"スノーキックボード"という名のスノースクートをより簡素にしたもの。
これは巷でよく見かけることが多いキックボードと形はほぼ同じで、車輪が有るか無いかの違いだけ。
スノースクートの価格帯は20000円~とそれなりにしますが、スノーキックボードは3000円前後で遥かに安く費用が抑えられます。
それに試してみてどうも自分には苦手、向いていないと分かった場合でも、値段が安いので心理的ダメージは少ない。
また、芝の上でも気軽に楽しめるので季節問わず使い回しが利きます。
子供でも遊べるので、小さいうちから雪遊びの楽しさを教えていきたい目的としてもピッタリ。
普段のキックボード愛好者から子供まで幅広く対応し、ウインタースポーツに興味を持つきっかけづくりになる乗り物だといえますね。
まとめ
ここまでスノースクートの難しいところや、どうすれば上手くなるのかお伝えしてきましたが、結局のところ練習あるのみです。
一般的にスノースクートは簡単だとよくいわれますが、やはりそれなりの練習をしないと挫折してしまいますから侮れません。
そうならないためにも、まず一番最初に難しいところを知っておけば、乗り越えてやろうという気力が湧きやすくなるもの。
スノースクートがあなたの冬の新たな趣味になれば、さらに人生が充実したもになるはずですよ。
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