高橋名人はゲームがやっぱり上手い!下手な部分は激しい好みのせい?
2017/11/27
ファミコン名人として一躍時の人だった高橋名人(本名:高橋利幸)。
その人気は1980年代後半でしたが、1秒間に16回ボタン連打する神技で全国の子供達を釘付けにしました。
果ては映画出演、バネを仕組んで逮捕説、ファミコン全国キャラバンに登場したりと、正にカリスマ的存在でしたね。
また連射だけなく、ゲームの腕前も相当だった逸話が残されています。
しかし最近では名人自身、ゲームの腕は超下手だったと爆弾発言。
ということで、本当の腕前はどうだったのかこれから見ていきたいと思います。
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やっぱり下手なの?
あれから30年余りが経ち、突如しくじり先生の番組で超下手だったと告白。
出典:http://image.itmedia.co.jp/
何でも初代スーパーマリオが1-3まで行けないとか、ゲーム開始前2分間だけ猛練習するとか、とんでもない内容ですね。
これが事実なら「そんな馬鹿な、絶対ありえない!」と、全身に16連打を浴びるかのようなショックで震えてしまいます。
このマリオで1-3といえば、パタパタが登場するアスレチックコース。
敵も少なく宙に浮くリフトに乗り移りながらゴールを目指すだけで、難易度は中の下といったところでしょうか。
出典:http://img1.gamebox.duowan.com/
あのゲームセンターCXでお馴染みの有野課長ですら、躓くことが無かっただけに信じ難い話です。
しかし、人は何事に対しても得意・不得意があるのは当然。
ゲーム名人でも苦手なゲームがあるなんて、あの時よりさらに親近感が湧いてきますよね。
本当はかなり上手い!?
名人のゲーム下手についてですが、実は猫を被っている疑惑があります。
というのも、名人がゲーム化した「高橋名人の冒険島」でのエピソードが有名。
出典:http://p.news.nimg.jp/
このゲームは名人が石斧で敵をなぎ倒しつつ、囚われの姫を救出する横スクロールアクション。
ゲームの構成は1-1から始まる4ステージで8-4まであり、合計32ステージ用意されてます。
進むにつれ難易度が鬼のように上がり、それはもう初代スーパマリオの比ではありません。
特に鬼門となるのが8-3で、難易度も最凶レベル。
ここでミスると武器無しで進める必要があり、殆どのプレイヤーが匙を投げてしまいます。
そんな条件にも関わらず、高橋名人は何と2回だけクリアしたと語っていました。
先程のゲームセンターCXを引き合いに出すと、有野課長が挑戦しましたがあっけなく挫折。
課長代理としてADのエース浦川が徹夜しつつ28時間ぶっつづけでようやくクリアしています。
最後はもう2度とやりたくないと拒絶反応を起こし干上がっていたのが印象的でした。
名人は2回だけなんて軽々しく言ってますが、いやいや・・・1回クリアするだけでも凄すぎです。
もう名人を通り越して超人に相応しい偉業ですよ。
冒険島といえばハドソンですが、ハドソンゲームに潜在能力100%発揮する特異な体質だったのかもしれませんね。
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得意なゲームは?
スーパマリオが苦手と言ってましたが、逆にシューティング系が得意な事が見受けられます。
当時の映像から凄まじい連射で敵を破壊する姿に、誰しもが呆気にとられたことでしょう。
普通だと十数発撃ち込まないと倒せないような敵でも名人は瞬殺するという連打力。
@goldman_neko 高橋名人のスターソルジャーは本当に凄いです。自機動かしながら平気で連射しているのでシュールではありますがwhttps://t.co/piPiqZQ89K
— 紳士 (@435i) March 25, 2017
スーパマリオが極端に苦手なのは、単調すぎる作業にあるような気がします。
マリオだと敵を倒しても次の敵まで間が空くことが多く、集中力が切れてしまうのかもしれません。
主人公が連射を武器にバッサバサ敵をなぎ倒す、若しくは瞬発力を要求されるアクション性を得意とするタイプなのでしょう。
当時の名人は体格が大きく、豪快な気風もあったことからマリオが苦手なのも何となく分かりますね。
まとめ
高橋名人は下手だといいつつも、ハドソンゲームは抜群に上手いです。
それはハドソンという会社をこよなく愛していた事と、ハドソンのプロデュース力が神がかっていた事に尽きます。
また、物怖じしない姿勢、気さくな性格、驕らない態度から人間力に関しても名人級といえます。
日本中を熱狂させた数々のレジェンドは、今後ゲーム界がどう変化しようが忘れられない存在になるでしょうね。
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