スノーボードの板の寿命はもって◯年! 廃棄はどうすればいい?

   

今や冬季オリンピックの人気種目にもなったスノーボード。

そうなったのは、バブル期終焉と共にスキーから一気に切替わったことによります。

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しかし最近では少子化や地球温暖化でスキー場がピンチになり、スキー人口が激減しスノーボードまでもが人気低迷してしまいました。

そのようなことから、最近ボードを全然使っていないなという心当たりのある人も多いことでしょう。

 

実は埃を被ってしまったスノーボードというのは、経年劣化していくもの。

そこで買い替えたりする必要が出てくるのですが、劣化するものだと分かれば新品でも気になってくるのが寿命です。

 

その寿命というのは何年ぐらいなのか、また使い古したスノーボードはどうすればいいのか。

そんな諸事情を某スポーツ用品店の店員さんから伺った上でまとめてみました。

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板には寿命がある!

スノーボードというのは見た目からして頑丈そうですが、実は意外と寿命は短い。

その目安というのが大体5年程で、最近発売されたモデルであっても当てはまるようです。

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またボードは沢山の種類がありますが、高級ブランドであってもせいぜい1~2年程寿命が伸びる程度だということです。

この寿命というのはあくまでも普通に使用した場合で、粗末に扱えば高級ブランドだろうがそれだけ想定年数より大幅に短くなってしまいます。

 

ここまで寿命が短いとなれば新品を買い控え、型が古くなったボードを我慢して使い続けたいと思ったかもしれません。

しかし、使い古されたボードというのは水分が染み込み、材料の木が傷んでいる事が多いそう。

 

一度ショップに持ち込む等してメンテナンスしないと、思わぬ事故に繋がる可能性が高くなるといいます。

古いスノーボードは寿命がとうに過ぎたものとして、極力使用は控えたいものですね。

 

それでは、これから寿命のサインはどういった箇所に表れるのかを見ていきます。

板の寿命サインは?

このように寿命というのは気づかない内に突然やってきますが、ある部分を見ることでわかります。

そのポイントというのは"トップシート"、"ソール"、"エッジ"と呼ばれる3ヶ所。

これらをそれぞれ順番にチェックしていきます。

 

先ずはトップシートですが、ここは接触事故で真っ先に傷む部分となり、度々メンテナンスが必要な箇所。

もし放置したまま滑り続けると最悪ボードが折れる場合もあるので、この様な状態になってしまったら寿命を気にしないといけません。

 

2つ目はソールですが、ボード裏の雪と接触する部分を指します。

ここは地面と頻繁に接触するだけにそれだけ傷が付き易く、時間と共に傷口が広がったり数が増えていきます。

応急処置としてワックスで埋める方法もありますが、あくまで一時的なものであって寿命が伸びることは殆どありません。

 

最後はエッジ部分ですが、カーブを描きながら滑る時や障害物にぶつかった際、力が集中的に加わるので傷みやすい。

症状としては欠けたり隙間が出来るようになってしまいます。

こうなってしまえば修理することになりますが、雪解け水が侵入したり形状を元通りにすることが先程の2ヶ所より難しいです。

酷い状態だと10000円以上かかってしまうこともあります。

 

もし所有しているボードが目安寿命から1年前にこのような症状が見受けられるなら、修理せず新しいボードを買い替えたほうがいいかもしれません。

 

しかしボードに愛着が無くなってしまったなら、最終的に廃棄という選択肢になります。

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板の廃棄はどうすればいい?

冒頭でもお伝えしたように、最近ではめっきりスノーボード人口が減っています。

そのせいでガレージに眠らせたまま、廃棄処分に困っている人は多いはず。

 

自治体によってまちまちですが、有料引取りが多く500円が目安。

少しでも費用をかけたくない場合、複数に切断すれば通常ゴミとして出すことが出来ます。

 

もしボードが複数あるならそれだけで費用がかさむので、ホームセンターの工具レンタルサービスを利用してみるのがいいでしょう。

一泊200円とお安くディスクグラインダーも借りられるので、まとめて廃棄するにはこの方法が良いといえます。

 

その他、1円オークションで初心者の為の練習用として出品するのも再利用の面において有効な方法といえますね。

まとめ

以上スノーボードの寿命と廃棄方法についてお伝えしてきました。

最近は目まぐるしい生活の変化で、スノボードで遊ぶ時間や精神的な余裕すら以前ほど持てなくなっています。

 

そんなこともあり、ワインセラーにあるワインのように何十年も寝かし続けたスノボがあちこちで増えてくるはず。

しかし残念なのはワインと違い、長期保存しても劣化し使い物にならなくなるだけなので、結局は何らかの対処せざるを得ません。

 

使えなくなったボードが邪魔で、スノーボード自体嫌いになってしまわないためにも、こうした寿命や廃棄について予め頭に入れておきたいものですね。

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