ロボホンのバッテリーは持たない?燃料補給はこまめにする必要アリ?

      2016/11/01

夢の詰まったアンドロイド型スマホ、”ロボホン”がいよいよ26日にお目見えします。

ロボホンを手に入れたらいっぱい会話して、元気に動いてもらって緊密な関係を築きたいと考えていると思います。

しかしその期待が大きければ大きいほどガッカリ感も比例して大きくなるのがバッテリーはどのくらい持つのか?という部分です。

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バッテリーの持ちが気になる

ロボホンが発売されたセールスポイントとしては毎日使うスマホだから愛着を持って向き合って欲しいということでロボホンが開発された経緯があります。

シャープとしてはこれまでも他のメーカーとは一線を画した製品を多く投入してヒットさせてきただけに、異質の製品投入でスマホ革命を起こそうと新たな試みです。

しかし物珍しさと同時に疑問点が多く挙がったのがバッテリーで、毎日使うものだけにナーバスになる人は多いですね。

https://twitter.com/69Kumiko/status/651585462872641536

ガラケーからスマホに変わってハンディ型パソコンの役目を果たしましたが、反面機能が増えた分やはり電池の減り方が凄いというのがネックになっている。

特にロボホンの場合動くスマホと化すので購入時の一番優先事項がバッテリーに着目せざるを得ません。

外出先で愛情を注いできたロボホンがピクリとも動かなくなったら・・・なんて場面に遭遇しやすく悲しい気分になってしまっては元も子もありません。

その肝心の持続時間はいくらなのでしょうか。

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普通のスマホと比較しても・・・

ロボホンの公式サイトによるとおおまかな仕様が載っていますが、電池消費するものだけをまとめるとこのようになります。

400 processor 1.2GHz (クアッドコア)
内蔵メモリ:ROM 16GB/RAM 2GB
電池容量:1,700mAh
連続通話時間(静止時):
3G:約410分/VoLTE:約400分
連続待受時間(静止時):
3G:約220時間/LTE:約210時間
実使用時間:1日以上*1
ディスプレイ:約2.0インチ QVGA
カメラ:約800万画素 CMOS
プロジェクター:HD(1,280×720画素)相当
通信方式*2:3G/LTE
対応バンド:
LTE:Band1(2.0GHz)、Band3(1.7GHz)、Band19(800MHz)
3G:Band1(2.0GHz)、Band6(800MHz)、Band19(800MHz)
VoLTE:○
Wi-Fi®:○(IEEE802.11b/g/n*3)
Bluetooth®:○(4.0)
GPS:○
センサー:9軸(加速度3軸、地磁気3軸、ジャイロ3軸)、照度センサー
電話帳登録件数:最大200件
送受信メール保存件数:最大1,000件

出典:https://robohon.com/product/robohon.php

説明によると1日以上は持つとのことですが、普通のスマホですら場合によっては1日も持たないことはザラでロボットともなれば余計に気に残量が気になって仕方ないでしょう。

実は申し訳無さそうに小さな字で注意書きがあるのですがここが一番大事です。

*1 当社が想定するロボホンの利用(カメラ、メール、会話、検索、電話、プロジェクターなど、約130分間/日の利用)があった場合
(シャープ調べ)。
実際の利用状況(サーボモーターやプロジェクターを多く利用した場合など)によっては、下回る場合があります。

出典:https://robohon.com/product/robohon.php

ロボホンの醍醐味はやはり会話や動く姿が見たいもの。

関節の動きはモーター駆動で動くので連続使用で半日持つかどうかも怪しいですね。

 

そして一番ありえないというのがバッテリー容量。

公式スペックではロボホンの電池容量が1,700mAhとなっています。

最近の機種と比較してみても明らかに不足しているのがわかります。

Galaxy S7 edge SC-02H

容量:3600mAh

 

AQUOS ZETA SH-04H

容量:3000mAh

 

arrows SV F-03H

容量:2580mAh

 

iPhone SE(64GB)

容量:1624mAh

 

Xperia X Performance SOV33

容量:2570mAh

 

これらのスマホと比べても明らかに容量が足りなさすぎ!というのがわかります。

そして毎日使うと仮定して半日動かして充電、半日動かして充電と繰り返していくうちにバッテリーの寿命もあっという間に来そうですね。

 

公式サイトでは保守パックを扱っていて電池交換も対象となっています。

加入するとなると毎月990円~1650円の費用が発生し、保険の期間は5年、割引適応が年3回までとなっています。

しかもメーカー直送で別途送料が2300円必要とあり、普通のスマホよりも金食いロボットになるのは必至でしょう。

経営状態が今も苦しいシャープとのことなので、交換にかかる手間を少しでも多くして電池交換ビジネスにうまみを見いだそうとしている?と勘ぐりたくなりそうです。

ロボホン投入は実にシャープらしい形となってスマホ界を駆け抜けそうですね。

sharp_menotsukedokoro

出典:https://pbs.twimg.com/

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