ニジゲンノモリで失敗してるのはココ!不評で閉鎖も止む無しか?
7月15日に淡路島でオープンする「ニジゲンノモリ」。
アスレチックとアニメを融合させた体験型エンタメ施設ですが反応は今ひとつ。
それに人材派遣会社のパソナが運営しているということで、ニンゲンノモリと揶揄され印象は良くありません。
既にオワッテル感が漂い始めていて、このままだと失敗するのは明らかです。
そこでニジゲンノモリの失敗している部分についてまとめてみました。
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この名前は何処から?
ニジゲンノモリという、何だがぎこちない表記。
この名前は、マンガやアニメがとにかく"クールジャパン"だからという理由で付けられています。
クールジャパンのカタカナとアニメの2次元をそれなりに掛け合わせ、耳触りの良い印象を与えたつもりでしょうか。
"モリ"というのも淡路島の特色が無くて、何処かやる気のなさを感じてしまうところがあります。
尚、運営する会社名は『株式会社ニジゲンノモリ』で、最近までスタッフを募集していました。
その要件の1つに"語学を活かしたい方"とあり、外国人観光客のアニメ需要も目論んでいるようです。
でも外国人かどうかは別として、どこかズレた部分があるのは否めない。
このままだと森の中を彷徨うかの様に、前途多難なスタートが待ち受けるのは確実だといえますね。
失敗してるのは?
このようにコンテンツの乏しさから失敗する可能性が高い。
そこで、現段階に於いてどこが失敗しているのかまとめてみました。
◆料金
ニジゲンノモリで特に挙がっていたのが料金。
アスレチック、ナイトウォーク毎に別途料金が必要で、全部楽しもうと思えばかなりの費用になってしまいます。
いくら火の鳥とクレヨンしんちゃんが有名でも、無茶な価格設定なだけに客足は遠のくことになりそう。
淡路島にオープンするニジゲンノモリの広告です
内容はクレヨンしんちゃんのアスレチックと火の鳥のナイトショーのみです(広告に書かれている料金も同時にご確認ください) pic.twitter.com/vIwRTkBzor— 葱沢 桐ノ丞 (@kirishima514121) July 1, 2017
◆交通アクセス
ニジゲンノモリは淡路島公園という、明石海峡大橋を渡った直ぐの場所。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/
しかし、この橋を渡るのに普通車で片道通行料900円(ETC搭載車)、(現金車だと2370円)かかることになります。
行くだけで毎回通行料が必要となれば、心理的影響からかリピーターは望めません。
駐車場は1000台少しと、十分なスペースがあるだけに惜しいです。
◆謎なチョイス
なぜ火の鳥とクレヨンしんちゃんだけなのか実に不可解なチョイス。
ターゲットが親子連れということで火の鳥は親、クレヨンしんちゃんは子供と、漠然としたイメージで決定したのでしょうか。
世代による好みを十分に掴み取ってるとも思えず、即飽きられそうな予感です。
◆目新しさが無い
ナイトウォークでは火の鳥が夜空に映し出されることになってます。
かつて大阪城のプロジェクションマッピングでも火の鳥が映し出されてたことがあり、目新しさが全くありません。
手抜きといわれても仕方なく、直ぐに廃れるのは時間の問題といえます。
◆競合が多い
アスレチックのテーマパークというのは全国に乱立している状態。
しかも入場料は大人でも1000円以下の所があり、2次元要素を除くとやってる事はさほど変わらないです。
ライバルがひしめき合う中で、しかも古い2次元コンテンツを掲げた所で負けるのは避けられそうにありません。
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まとめ
ここまでニジゲンノモリが失敗してしまう原因をまとめてみました。
現在、オープン前からチケット販売されているようですが、アスレチック・ナイトウォーク共に売切れは見当たりません。
一番安いクレヨンしんちゃんの童(わらし)コース(600円)でさえ初日分から余裕で購入出来ます。
もしかすると、ニジゲンノモリの存在自体まだまだ知られないのかもしれません。
何れにせよオープン初日から閑散とし、レゴランド開園当初の二の舞いになることは必至。
これからは失敗を通り越して、いつまで持つかに関心が集まりそうです。
最大のライバル?レゴランドとの対決を熱く見守っていきたいところですね。
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