ノーベル賞授賞式の動画で流れる音楽は?晴れの舞台に最高の曲!
2017/01/27
毎年荘厳に行われるノーベル賞授与式。
授賞式の様子はYouTubeでも見られるのですが、国王が登場し後ろではオーケストラ演奏が流れまるで別世界を見ている気分になります。
授賞式のテーマともいえる音楽は、開始から演奏、授賞式へと流れる曲がある程度決まっているみたいです。
この時に演奏されるファンファーレや定番となっている曲について調べてみました。
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あのファンファーレは?
ノーベル賞授賞式では握手を交わした直後に二人のトランペッターが演奏します。
これは毎年決まったファンファーレで、曲名は特に決まってないですが、この演奏が無いと授賞式した気にならないという程定番になっています。
まずはその演奏を聴いてみて下さい。(1:30辺りから)
トランペットのソロ演奏だけなのですが、極端に大合奏しないところがノーベル賞の品位を保っているといってもいいでしょう。
これだけ短い演奏時間では流石にクラッシック音楽と呼べるようなものではないので、即興演奏でバリエーションが増えていくうちに音感が良いこの曲が定着していったものと思います。
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定番の曲が演奏される
トランペット以外にノーベル賞授賞式では演奏プログラムがほぼ決まっている所があります。
それが最初の国王入場からオーケストラ楽団の最初の曲の部分です。
最初に国王が入場し起立した時に流れる曲は当然開催国なのでスウェーデン国歌が演奏されます。
タイトルはスウェーデン語で「Du gamla, du fria」といい、古き自由な北の国という意味。
普段あまり聴く機会が無いですが、旋律がとても美しいです。
次に演奏されるのがオーケストラによるモーツアルト行進曲ニ長調,K.249です。
最初に一斉に楽器が鳴り響くのが特徴的で、最高のシーンである授賞式を手厚くお出迎えするには申し分ない選曲ですね。
国歌からはじまりモーツアルトのニ長調は定番になってますが、その後に演奏されるのはオペラがや受賞者の国柄を反映した曲で毎年違うようです。
ノーベル受賞者とその関係者だけが許されたこの空間・瞬間の生演奏は一生モノの価値がある体験だといえますね。
昨年行われたノーベル賞授賞式でも演奏されているので一度視聴してみてください。
スウェーデン国歌(7:40~)
モーツアルトニ長調 K.249(8:46~)
授賞式のファンファーレ(生理医学賞・大村 智さんの受賞式)(46:00~)
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