自転車免許制のメリットはあるのか?デメリットも踏まえて思うこと

      2016/11/01

最近では車以上に自転車の事故がとても多いようです。

最悪なケースだと高齢者を死亡させ億単位の損害賠償があるといいます。

たかが自転車、されど自転車ですが車と同じように、少しの油断で人生取り返しのつかない事態を引き起こす場合があります。

あまりにも事故が多いために近日自転車免許が導入されようという動きが広まっています。

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自転車にも免許が必要になる?

こうした事故多発で自転車の安全運転の意識の高まりから主に小学生向けに各自治体で行われていることが多い。

講習終了後はこんな免許をもらえますが、子供向けだけあってひらがな多用とやさしい言葉遣いが可愛いですね。

こうした動きが注目されてるのは自転車先進国といわれるドイツやオランダで、免許制度を取り入れて以来、模範的なライダーが増えたそうです。

違反した運転は罰金が課せられるということでかなり厳しいですが、昔の中国のようにこれだけ自転車乗りが増えれば仕方ないことなのかもしれません。

この免許制度、早速賛成派もいれば反対派も沢山出てきてます。

日本で導入するとすれば点にメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

メリットは?

免許を導入することによるメリットといえば真っ先に思い浮かんでくるのが事故が減ることでしょう。

その他に賛成すべきだと挙がっているのは身分証明書代わりになるというのが多いです。

賛成派の意見で目立ったのが事故・盗難が減りそうという部分。

自転車のナンバーと紐付け出来るシステムがあれば、盗難届を出しても戻りやすくなるし、駐輪場に溢れる似たような自転車の中から自分のを見つけやすくなります。

自動車と違って個性が出にくいので、数字で管理という意味では賛成ですね。

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これは良くないというのは?

自転車免許に対してマイナスの感情を抱きがちなのが、やはり費用がどの位になるのかということでしょう。

しかも全国一律導入なら自転車の数が半端ないだけに、適用年齢やどう取り締まっていくのか等課題が山積です。

反対派の意見、やはり今の世相を意識したものが多いですね。

各家庭で貧困化が進んでますから、年齢一律だと小さい子供がいる家庭では負担が余計に増えることになります。

医師免許のように一度取れば一生モノの制度が理想ですが、自転車協会や警察による自転車利権が生まれるかもしれません。

携帯サービスの家族割のようなプランを設けてもらえれば、批判も起きにくいものと思われますがどうなんでしょうか。

まとめ

自動車免許から医師免許まで種類問わず、日本は利権にまみれた特有の免許事情があります。

ずっと前にマイナンバー制度が本格的に始まりましたが、あれも利権にまみれた制度として知れ渡りましたね。

カードを貰った人の中には何処へ閉まったかな?という人も多いようで、失敗免許の手本といえます。

要因として漏洩トラブルばかりで、不安しかなく有難みが感じられないのがそれにあたるでしょう。

 

それを思えば自動車免許は何だかんだで長く運用されてますし、身分証明書としての信頼性もあります。

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なので一層のこと自転車専用免許でなくて、現在の自動車免許に組み込むようにすれば手間と費用を削減できてお得だと思います。

自動車であれ自転車であれ道を転がりながら進んでいくのは同じ事だし、それに現存の免許証にも”運転免許証”としか書かれてませんので免許の種類に追加してもおかしくないはずです。

違反点数、優良によって色分けしてるし、自転車のみの場合は特別色として区別すれば普通に運用出来る気がします。

マイナンバーの二の舞いにならない為にも、利用者のことを第一に考えて上手くまとめてほしいものですね。

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