シャープが上場廃止でホンハイはどう出る?目指してる未来が狂った!

      2016/11/01

シャープの上場廃止が現実のものとなってきました。

かつてザウルスや液晶テレビを真っ先に出すなど他メーカーにはない研ぎ澄まされた製品を次々にヒットさせてきましたが、いつの間にか歯車が狂い先細りしすぎて影も形も無くなりそうです。

このままいけば事実上の倒産?といわれているだけに買収したホンハイとの関係はどうなっていくのでしょうか。

スポンサードリンク

上場廃止は確実?

かつて亀山でブイブイ幅を利かせていた最盛期の株価は2600円台の高値が、今では10分の1以下という値になり最近では自販機の缶コーヒーにすら負けている。

そろそろ債務超過カウントダウンが始まっていて今年で終了モードの予感さえあります。

sharp_haishi_building_image

今や主な業務が赤字を生み出すことといってもいい程に借金メーカーと化したシャープですが、この予兆は3月から始まっていました。

シャープは一部上場から上場廃止とし二部へ移るようですが、なによりも中小企業で今まで一部上場だったのというのが驚きです。

そして上場廃止になると株券の価値が無くなってしまいます。

かつて全部上場するのはいつですか?という笑い話もありましたが、細くなりすぎて先端が見えなくなったシャープには今年中に全部中止が待っているようですね。

スポンサードリンク

ホンハイはどう出る?

数々の赤字の集大成でもある債務超過に達しこれからシャープはどうなるのでしょうか?

シャープを取り込んだ鴻海のテリー・ゴウ会長はこのことに関して終始コメントしていないようですが、先に倒産させてからシャープ本体を手に入れたいという算段は間違いなくあります。

まだ鴻海も契約しただけの段階でまだ増資していないのが事実で一枚も二枚も上手だったようです。

地獄の決算日が12日に迫るのに向けて残留した社員達も関連企業も含め阿鼻叫喚となることは間違いないでしょう。

どうしようもない経営手腕が目立ち落ちぶれてしまったシャープですが、スローガン通り「めざしてる、未来がちがう。」をしっかりと実現させたことだけは褒め称えたいですね。

スポンサードリンク

 - 経済