ロバートゲラー教授の話し方はアレでも地震予知は100%できまふぇん!

      2016/11/01

東京大学大学院で地震を研究しているロバートゲラー教授。

東京大学は地震に対する学問がさかんなことで有名ですが、ゲラー教授は他の教授と違い真っ向から地震なんて絶対予知できない!という強気の持論を持ち続け今回の熊本地震でも断言しています。

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出典:http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/

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プロフィール

地震の話題なれば頻繁に登場することの多いゲラー教授ですが、一体どういった方なのかまずはプロフィールを見ていきましょう。

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出典:http://rr.img.naver.jp/

名前:ロバートゲラー (Robert J. Geller)

生年月日:1952年

出身地:アメリカ合衆国・ニューヨーク州

学歴:カリフォルニア工科大学地球物理学科卒

カリフォルニア工科大学地球惑星科学研究科博士課程修了

在籍:東京大学大学院理学系研究科所属

 

カリフォルニア工科大学といえば一時期世界大学ランキングで1位だったこともある名門校です。

大学では地球物理一筋で研究に打ち込み、地学の権威といわれてもおかしくありません。

その証拠に数々の論文をこれまで発表していてその凄さがわかってきます。

ゲラー教授の論文サイト (リンク先は英語)

流石博士だけあって難しすぎる用語に数式のオンパレードで見ているだけでも頭が激震でグラグラしそうなレベルです。

独特の話し口調が特徴

ゲラー教授は「たかじんのそこまで言って委員会」という番組で地震を取り上げたコーナーに度々登場したことで一気に名が知れ渡りました。

当時の番組では地震予知についていつも議論が起こる度に、ゲラー教授は誰からの問いかけにも「できまふぇん!」の一点張りで地震予知は100%無理であると断言しています。

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出典:http://up.gc-img.net/post_img/

その独自の持論に加え何よりも知名度が広まったのはその話し方で、ごもったようなたどたどしい日本語がとにかく興味をそそられます。

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ゲラー教授の独特の口調がどれほどのものなのか実際の映像からわかるはず。

母国語の英語でも話し方はあまり変わらないようです。

この独特の話し方で今まで地震に無関心だった視聴者の関心を引き寄せた功績は大きいですね。

今までテレビ出演してきた大学教授達というのはどことなく堅苦しく、聞いていても頭に入ってこない難しい専門用語ばかりで億劫になったことが多いと思います。

ゲラー教授のように滑舌はアレだけど個性あって視聴者にもわかりやすく解説してくれる教授が日本にもっと増えて欲しいところですね。

地震予測は絶対ムリ!

ゲラー教授は地震予知は不可能という信念は断固今も持ち続けています。

そしてゲラー教授がなぜ予知は絶対出来ないというのか?・・・というのは以下のような理由だからだそうです。

「地震予知学者は、特定の断層において、エネルギーの蓄積と解放が、同じ間隔と規模で周期的に地震が繰り返される、という周期説をもとに予測モデルを打ち立てています。しかし、現実には自然界のどういう現象が地震につながるかわかっていません。その客観的な基準を知ることなく、周期説を唱えても無意味なのです」

出典:http://news.livedoor.com/article/

かなりの論文で論説を唱えたり難しい数式をいじくり回すことをもってしても自然の摂理という前には無力のようです。

それはゲラー教授が四半世紀にわたって360°様々な角度から検証・仮説を立てた結果それでも地震予知は無理だという確証が得られたからこそ100%無理だと決断に至ったのでしょう。

ゲラー教授は予知することばかりにこだわって不安・神経質になるよりは、起こった後のことを考えて的確な行動を取っていく方が建設的だということを一番伝えたいことなのかもしれませんね。

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出典:http://d1udmfvw0p7cd2.cloudfront.net/

(1995年、阪神淡路大震災時の様子を見つめる)

 

ロバートゲラー教授の公式ツイッターです。

https://twitter.com/rjgeller

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