【リオ】マラソンコースのマップから見るヤバめな地点はどこなの?

   

リオデジャネイロオリンピックがいよいよ開催されます。

もう既に関心事は選手たちの活躍よりも混沌とした中で行われる物々しさに気を取られるばかりです。

そんな物騒な中でかなりヤバめなのがマラソンということで42kmという長時間、しかも治安の悪い市街地を走ることになり他の競技よりも危険にさらされる可能性はかなり大きい。

女子代表として出場予定の伊藤舞選手は危険を感じて試走すら断念したといいます。

これから走ることになるマラソンコースとはどのようになっているのでしょうか。

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リオのマラソンコース

今回のマラソンコースは勿論リオ市内であのゴミがかなり流れ着いているというグアナバラ湾に沿って走ることになっています。

発表されたコース図からスタート・ゴール地点がAの四角で囲まれた部分です。

そして紫の太線部分10kmを3周し計42.195kmを走ることになっています。

rio_marathon_course

出典:http://univer.net/olympic/

あの有名なコルコバードのキリスト像があるのは画像の中央より少し右辺りはみ出た所にあり観光名所とともに熱いレースが繰り広げられることになります。

名所と迷所が混ざり合っているだけに選手たちにとっても本番当日何が起こるのか常に不安がつきまとうことになり世界新記録やオリンピックレコードが出るのはかなり困難かもしれません。

カンボジア代表として猫ひろしさんも出場することになっていますが、猫さんのようににゃぁ~と開き直る位でないとまともな精神を保つのは大変です。

全員無事完走出来るのかすら分からないだけに目的はメダルよりも無事にゴール地点にたどり着けるのかが見どころになってきそうです。

危険と言われている地点

今回のコースの中から主要な各地点の近況が伝えられているのでそれぞれどうなっているのか見てみよう。

まずスタート地点はカーニバルの聖地として有名なサンボードロモという所ですが、ここは比較的治安が悪いとされファベーラ(スラム街)が隣り合っているという普通では考えられない場所です。

サンボードロモ付近

ここではアーチェリーの競技会場になっていて早速選手視点のそわそわしい一枚が投稿されていました。

女子代表が身の危険を感じて試走を即中止したのは当然といえますね。

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そしてスタート地点を抜けてしばらくするとセントロ~グロリアと呼ばれる区間に出くわしますがここではこのような感じです。

まずは全体図

最初の市街地セントロ地区です。

少し前に選手が誘拐されたということもあって点々とする路地裏は危険ポイントがかなり高いといえそうです。

 

次はグアナバラ湾に到達したところにあるグロリア地区です。

桟橋が崩壊してます。治安のみならずコースのあちこちでこういった傷みが映るかもしれないですね。

 

グアナバラ湾中央にあるフラメンゴ公園付近です。

オリンピックの設営テントがあってこの辺りは市街地と比べれば安全に走りやすそうです。

 

最後にビルが多く立ち並ぶボタフォゴです。

この地点は迂回地点ということもありスピードが落ちる部分なので狙われやすそうです。

 

これからマラソン選手達が走ることになるコースをざっと見てきましたが湾に抜けるまでが正念場ということになります。

只今リオでは追い剥ぎも多発しているということなので当日は何が起こってもおかしくありません。

女子マラソンは14日(日)21:30、男子マラソンは21日(日)21:30(どちらも日本時間)からスタート。

我々が出来ることといえばキリスト像のように遠くから無事を見届けることしか出来ないのが辛いところですね。

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