核シェルターは費用が高価で日本に不向き?無意味な部分もアリ?

   

北朝鮮による核攻撃による脅威が止みそうにない。

今はまだ口撃に終止していますが、本当に射ってくることも十分考えられます。

この核の脅威から身を守る手段として"核シェルター"の存在が挙げられます。

 

テレビでも度々目にする事が多くなりましたが、一方でシェルターは意味無しという事実もあるようです。

導入するにあたり特徴や費用、無意味な点についてまとめてみました。

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核シェルターの特徴

現在要求されている性能として、震度8にも耐えられ最大5~6人収容が一般的。

トイレや空気清浄機能も備わっていてカプセルホテルより快適に過ごせるようになってます。

外壁は一番重要で、放射線・放射能を遮る材質であることは必須条件。

そこで核シェルターの材質にはγ線を遮る鉛やコンクリートが用いられる事が多いです。

nuclear_shelter_view

出典:http://www.ne.jp/

これだけ必要性が叫ばれる中、普及率は欧米諸国が進んでいる一方で、日本はたった0.02%しかないという事実。

nuclear_shelter_graph

出典:http://www.j-shelter.com/

常時、近隣諸国による有事リスクがあるにも関わらず、極端に低いのは危機意識が無いに等しいといえます。

この数値は平和ボケを表した結果とも受け取れますね。

かかる費用は?

核シェルターって地下に埋設するものだし何かと高そう・・・って思うかもしれません。

 

実はその通りで家庭用の場合、最低でも180万円以上からします。

こちらはそれに該当するもので、地下工事不要の空気清浄装置。

北朝鮮関係のニュースが増えた今、注文が殺到しているのだとか。

nuclear_shelter_vent_equippment

出典:https://www.shelter-plannning.com/

 

また、家族用のシェルターも用意されていて、5人収容タイプで2500万円程(工事費込)かかります。

一軒家の相場価格ということで、地下にもう一軒家を建てる感覚でしょうか。

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出典:https://i2.wp.com/

 

核シェルターがこうして持て囃されてますが、日本では土地確保や格差社会の問題で、全員が所有出来るわけがありません。

そこで1つの策として、街中にあるマンホール下の下水道を有効活用するのもいいのではないでしょうか。

臭いを我慢しないといけないですが、被爆する事を考えれば有効な手段だといえますね。

 

現在、東京から電柱化計画が進められているようですし、並行して核シェルター増設もお願いしたいところです。

自治体と住民が連携することにより、こうした核避難の対策を始めてみてもいいような気がします

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無意味な部分もアリ?

核戦争に備えて生み出された核シェルターですが、無意味とされる部分もあります。

それは何と言っても水・食料の備蓄

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一時的な避難場所としては有難いのですが、いつ核の影響が無くなるかも分かりません。

下手をすれば数週間過ごすことだって考えられます。

シェルター周辺が放射能汚染されていれば、食料調達する手段も無く、じわじわ減っていく非常食だけが頼り。

被爆は防げても、空腹は長期間防げないのが短所といったところでしょうか。

 

また、自動ドアのシェルターもあり、爆発の振動で誤作動しようものなら開かなくなる可能性だってあります。

そうなれば、中から出られずに外に避難するという、本末転倒な結果にもなるでしょう。

閉所恐怖症の人も沢山いるので、核シェルターは万全でないことがわかりますね。

 

そんな核シェルターよりもっと実用的なのが、アメリカ大統領専用車・ビースト。

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出典:http://articleimage.nicoblomaga.jp/

ビーストはロケット弾が命中してもびくともしない性能を誇りますが、何と核攻撃まで凌げる噂があります。

放射能から逃げながら被爆を防げるということで、移動式核シェルターの実用化が待たれるところですね。

最後に

第三次世界大戦が始まるとすれば核戦争になると言われています。

こうした事情から、世界各国ではシェルター需要が高まり、地下生活が当たり前のものになるかもしれません。

そうなれば地上と地下の住み分けなんてことも起こりそうです。

 

核シェルターが一般住宅並の機能・快適さを備えれば、次世代の居住文化として浸透するのもあり得なくない話ですね。

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