新元素は何に使えるの?日常生活との関わりや変化はどうなりそう?

      2016/11/01

6月9日にアジアから、そして日本から初の新元素が発表されます。

普段なかなか馴染みの少ない科学分野ですが、世界中で使われている化学の周期表に日本で誕生した元素が記載されるだけあって今世紀最大の出来事になるかもしれません。

この新元素とは一体何なのか、そしてどういった用途に使用されるのでしょうか。

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新元素とは一体?

この新元素は現在ウンウントリウム(略字:Uut)という仮の名前になっていて、理化学研究所の超重元素合成チームによって発見されました。

なんと9年の歳月をかけ400兆回の衝突実験を繰り返したった3個しか合成出来ないという、某ゲームにあるようなコンプガチャとは比べ物にならない程、極めてレア中のレアな現象だというのがわかります。

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この新元素誕生までに気の遠くなるような試行錯誤があり、如何に生成するのが難しいのか理研の公式動画でも解説しています。

僅か一分の動画ですが、超重元素という超難しい用語から始まり聞いていてもさっぱり分かりません(汗)

でもとりあえず超難しい難題に挑んで超スゴイ発見をしたという真意だけでも掴みとることが出来ますね。

ノーベル賞の場合は年月が経つと忘れてしまうことがありますが、この新元素の発見は世界中の教科書に載ることになるので、ある意味ノーベル賞級以上の快挙だといえます。

 

この新元素の発見から諦めないで試行錯誤を繰り返すことが如何に大事なのかということが現在のものづくりに欠けている姿勢に対して再意識させられそうですね。

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何に使えるの?

このUutという新元素は間もなく正式名称が決定されますが、一体何に使えるのかイマイチピンときませんよね。

私達が日常見かける鉛筆・ダイヤモンドの炭素や、鉄・アルミといった金属はこうした元素の塊として存在しています。

diamond_carbon

しかしこのUutという元素は目に見えず生活用品に使用されることもないので、今後全く関り合いが無いとみていいです。

生成されては瞬時に消えてしまうという花火のようなイメージで実用化が難しく、敢えて言うなら化学界の世界遺産として日本の存在感を示す名誉元素になるといった感じでしょうか。

登録されれば理研に関わりのある企業の株価や、科学技術予算への影響は少なからずあるかもしれません。

これから発行される周期表の113番には正規の新元素名が載ることになりますが、見る度にまだまだ日本も捨てたものじゃないと士気を高めるきっかけづくりに役立てばいいですよね。

 

6月9日午前0時から理化学研究所の特設ページで新元素の発表があります。

大変貴重な瞬間を逃すこと無く見届けよう!

理研特設ページ

 

※新元素の候補から決定?の記事についてはコチラ

※新元素の海外の反応の記事についてはコチラ

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