伊勢志摩サミットはテロよりも地震に警戒?誘発で起きそうな事とは?

      2016/11/01

伊勢志摩サミットの開催が決まり歓喜で騒がしい一方、同じ騒がしいでもテロに対する脅威でマスコミはこぞって騒ぎ立てています。

しかしテロの他にもう1つマスコミがあまり取り上げないのが地震とサミットの関連性ではないでしょうか。

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伊勢志摩周辺でXデー間近?

先月の熊本地震では最大震度7の揺れを観測して以来、余震が熊本周辺の断層から東の方に広がりを見せています。

あの地震以来、大分や愛媛、関西は奈良と徐々に東の方に伸びていますが、これがタイミング次第では伊勢志摩サミットが始まる辺りで東南海地震が起きるのではと密かに囁かれています。

昨日も奈良でプチ地震が起きました。

そして奈良県周辺では大地震が起きるとされている地震雲まで確認されました。

自然現象にすごく敏感な動物ですら何らかの異常行動を起こし始めています。

今月中に東南海地震が起こるであろうとXデーまで予言されツイッターではまるでオカルトサミットが開かれているかのようです。

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地震学者はこれまでこぞって東南海地震を煽ってきましたが、これまでのところ全て肩透かしです。

もしサミット期間中に東南海地震が起きた時の対応についてはマスコミもあまり取り上げているのを見たことがありません。

これまで重要イベント開催中に地震が起きた前例が無いだけに、マスコミや政治家にどこか油断があるような気がしますね。

サミット期間中に地震が起きたら?

伊勢志摩サミット期間中に東南海地震が起きたときの日本政府の対応はどうするのでしょうか。

まず各国首脳の集まるホテルです。

昨年の5月から会場となる志摩観光ホテルでは耐震補強工事に取りかかり先月にリニューアルオープンしました。

新耐震基準に変更されて以降、大地震が起きても大丈夫だろうといわれていた建物ですら熊本地震ではあっさり倒壊してしまいましたよね。

iseshima_summit_collapse

ホテルという構造上倒壊の心配は無いと思いますが、賢島に近い直下型地震が起きたらいくら耐震補強していても安心は出来ません。

そうなると首脳陣たちもひとたまりもなく、各国の機能が麻痺し世界的な混乱が起きることが考えられそうです。

 

次に大地震につきものなのが津波の影響です。

賢島のすぐ側には英虞湾が面していますが、震源の場所によって被害状況が変わってきそうです。

東日本大震災でもあれほどの巨大津波がおきた位なので賢島も津波でつかることもあり得るかもしれないですね。

安倍総理の会場選定は災害に対する見方が甘かったように思えます。

 

そして地震でパニックになったら起きやすいのがテロによる便乗災害です。

iseshima_summit_terror

混乱が起こればテロリストにとって活動しやすい環境が与えられることになるので天災と人災の二重リスクが起きることは確実。

今まで大震災直後は頻繁に強盗事件が起きていたので国際イベントともなると尚更です。

 

熊本地震をほっぽり出してヨーロッパ外遊に行っていた安倍総理。

サミット開催まで間もなくなので電話会談で済ませて熊本地震の対応に時間を割くべきでした。

地震に対するリスクをもう少し考えておく必要があるのではないでしょうか。

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